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デベソ
先日、僕が大尊敬している「newいずきちの鬼のように色々な日々」のいずきちさんから、

『ばーか、かーば、チンドンヤおまえの母ちゃんデベソ 』

について考えなさい、というお題を頂きました。

だから僕、考えました。
何日間も何日間も考えました。
いずきちさんの事がとっても好きだから一生懸命考えました。
だからいつも頭の中はチンドン屋の事ばかり考え、ごはん食べてる時もウンコしてる時も母ちゃんのデベソの事ばかり考えてました。
でも、でも、

これはフリーメーソンの謎を解くほどに難しい難題ですよいずきちさん!

・・・・・・・・・・

しかし、チンドン屋と母ちゃんのデベソのセットというのは、考えれば考える程、凄まじい言葉です。
唱えれば唱えるほど笑えて来ます。
この言葉を告げられた子供というのは、きっと計り知れない精神的ダメージを受け、上質なトラウマとなったに違いありません。

これはもちろん昭和です。
平成のこの穏やかでゆとりある社会では、この言葉は凶器となりかねません。

こんな言葉を、今の時代で言おうモノなら、たちまちモンスターペアレントのおでましです。
「おまえの母ちゃんデベソ」と言われた加賀山君のお母さんが、さっそく職員室に押し掛けて来ます。
そして「私は全然デベソじゃありません!」と担任の栗原先生に食って掛かり、慌てた栗原先生は4年2組緊急学級会を召集するのです。

さっそく黒板の前には、加賀山君に「おまえの母ちゃんデベソ」と言った三里塚くんが1人ポツンと立たされてます。
学級委員の寺山さんと持田くんが気難しい顔をして議事進行を進めます。
みんな興奮してます。
平成のゆとり思想の彼らは「イジメ」というものを最も忌み嫌い、史上最強の悪だと洗脳されているからです。

「三里塚!自己批判せよ!」

左系の赤い教師が叫びます。
そんな栗原先生のアジにより、学級会は一転して「総括」となります。

「僕は!加賀山くんのお母さんのヘソを見ていないにもかかわらず!自己の妄想から加賀山くんのお母さんがデベソであると思い込み!それを加賀山くんに告げるという革命戦士としてあるまじき行為をしました!」

三里塚くんがそう自己批判すると、生徒達は一斉にスクラムを組み、「イジメ、ハンタイ、イジメ、ハンタイ」と教室内をグルグル回りながらデモを始めます。
そのうちデモ隊は三里塚くんを取り囲み、もみくちゃにされた三里塚くんはそこらじゅうをゲバ棒で突かれ、投石までされるのです。
これが俗にいう「4年2組三里塚闘争」というヤツです。

はい、実に馬鹿馬鹿しいですからこの話しはこのままスパッと終わります。

・・・・・・・・・・

まぁ、つまり僕が何を言いたいかと申しますと、「おまえの母ちゃんデベソ!」などという教養の欠片もない差別用語は、野蛮な昭和の時代の産物であり、現代のゆとりある日本社会では絶対的排除な危険語だと言う事です。

確かに、加賀山くんのお母さんはデベソっぽいと言えど、しかし本当にデベソかどうかという証拠はどこにもありません。

法治国家の我が国では、「疑わしきは罰せず」の原則に基づき、確固たる証拠がなければそれは単なるデマとしてみなされるのです。

が、しかし、逆に、「加賀山くんのお母さんのデベソを見た」という証人が現れれば、これはこれでまた違う問題が発生します。

親族以外の第三者が「デベソを見た!」という事になれば、当然、加賀山くんのお母さんは浮気を疑われます。

例えソレが児童であったとしても、加賀山くんのお母さんがその児童に性的悪戯をしたという疑いを持たれるのです。

いや、例えソレが、たまたま加賀山くんちの前を通りかかって、たまたまその「デベソ」を目撃したという通行人であったとしても、加賀山くんのお母さんは露出癖があると疑われ、公然ワイセツに問われかねないのです。

どっちに転んでも加賀山くんのお母さんは不利です。

今のこの時代、1度でも「デベソ」という疑いを持たれれば、確実に公安が動きます。
デベソの容疑者は厳しい公安に徹底的に調べ上げられ、そのうち荒縄で身体中をグルグル巻きにされては天井から逆さに吊るされ、奇怪なヒゲを生やしたおじさんから「お上に逆らうのかこのデベソ!」と竹刀でバシバシと叩かれ、

Ame_convert_20110831203735.jpg
(奇怪なヒゲのおじさん)

その場合にちょっとでも気絶しようものなら、ここぞとばかりに出て来た蛾次郎っぽい三下に「まだまだオネンネするには早すぎるぜデベソ!」とバケツの水をぶっかけられるのです。

 gajiro.jpg
(バケツの蛾次郎)

そのくらい、この言葉は現代社会においては危険な言葉なのであります。

・・・・・・・・・・

はい、今、聞こえました。
「愚人よぅ。おまえ、問題を必死に誤魔化してるだろ?」
と言ういずきちさんの声が、現在18時54分丁度に聞こえました。

わかりました。
ここからは気を引き締め直して、「おまえの母ちゃんデベソ」について真剣に考えます。

さて、人間というのは、生きて行く上において「他人に言われて傷つく言葉」というのは必ず1つは持っているはずです。
例えば、「口臭い」であったり、「絶壁」であったり、「出っ歯」であったり、「顔デカイ」であったりと、その傷つく言葉は、人それぞれであり、まさに「十人十色」でございます。

しかしそれは、事実であるから傷つくのであって、まったくのデッチアゲであるのならば、なんら傷つく事はございません。
俗にいう、屁のカッパというやつですね。

例えば、全然ハゲていない課長に「このハゲが!」と言っても課長は全然平気です。
誰が見ても課長はフサフサしてますから、その言葉によるダメージは全く無く、屁のカッパなのです。

しかし、もしも課長のそのフサフサがイミテーションだったらどうでしょう。

そう、いわゆるヅラというやつです。
この場合の課長のダメージは計り知れません。
とたんに課長は顔色を真っ青にして、「どうしてバレたんだ!」と、その事実を唯一知っている妻とアデランスの営業の村山君を激しく疑います。
そのうち、妻と村山君はもしかしたら浮気しているのではないかとまで猜疑心を持ち、たちまち自律神経は乱れ、人間不信と被害妄想により更に頭は禿げ上がり、頬はコケ、陰部も不能となり、課長は廃人と化していくのです。

このようなダメージは「ストローハット症候群」と呼ばれています。
いわゆる、「隠したい部分を他人に暴かれるという恐怖からおこる精神的苦痛」であり、これは、既に暴かれている事実を明かされた時のダメージよりも100倍大きいと、1982年にシドニーで開かれた学会でピーター・シュフタン博士が発表しております。

因みに、この「ストローハット症候群」という言葉は、映画「人間の証明」から引用されたと言われております。
自分の過去を隠す為に、次々に殺人を犯していく女の執念。それを描いた映画「人間の証明」に出てくる「麦わら帽子(ストローハット)」から付けられた病名らしいです。



このように、「隠したい部分を他人に暴かれる」というのは、相手に凄まじいダメージを与えるものであります。
従って、ヅラに対してヅラと暴くような言葉は「非人道言葉」として、国連人権小委員会は国際的に使用を禁じているのです。
国連は、これらの言葉を、ベトナム戦争で使用された枯れ葉剤や、湾岸戦争で使用されたナパーム弾と同等に起き、厳しく禁止しているのです。
 
さて、そう考えますると、昭和の子供達が言う「おまえの母ちゃんデベソ」という中傷語は、明らかに国連が禁止している「非人道言葉」といえましょう。
まさしくそれは、偉大なる母の「隠された部分」を鋭く指摘しており、もし、現代でそのような言葉を浴びせられた少年がいたならば、その少年はたちまちストローハット症候群となり、薄汚れたトレンチコートを身にまといながら深夜の赤坂御所付近をフラフラと彷徨い、そしてホテルニューオータニを見上げては「ママぁ……ママぁ……」と嘆く事でしょう。

その計り知れないダメージを昭和の子供達は知っていたのです。

だから昭和の子供達は、憎きヤツに向かって「おまえの母ちゃんデベソ !」と言い放ったのです。

これは全て時代が悪いのです。
そう、あの終戦直後の焼け野原が、あれだけ純粋だった日本の子供達をこれほどまでに残酷に変えてしまったのです。

「おまえの母ちゃんデベソ 」
現代では、全く使われなくなりました。
ゆとり社会の現代では、これは絶対に使ってはいけない危険言葉なのです。

今や日本は平和なのです。

不幸な黒い昭和では、日常茶飯事で「おまえの母ちゃんデベソ!」という言葉が飛び交っておりました。
しかし、平和となった白い平成では「そんな事言っちゃダメよ」と言う、ファブリーズ好きな綺麗なお母さんが優しく子供の口を塞いでおります。

しかし皆さん、よく考えて下さい。
本当にこれが平和なのでしょうか?

ファブリーズ好きな綺麗なお母さんに口を塞がれる子供で本当にいいのでしょうか!
僕は嫌です。
僕はプ~ンと糞尿の香りがする母ちゃんが好きです。
「おまえの母ちゃんデベソ!」という悪ガキ共に向かって、「おまえの父ちゃんインポ!」と言い返す、そのくらい野性的な5年3組勝田素子ちゃんが好きです!

我がニッポンの糞ガキ共よ!さぁ立ち上がれ!
今こそ綺麗なお母さん達からファブリーズを奪い取り、テメェーらの母ちゃん達をデベソにする時なのだ!


・・・・・・・・・・

基本的にごめんなさい。
もう滅茶苦茶です。
はい、全部デタラメです。
「ストローハット症候群」も「国連の非人道言葉」も、全てデタラメです。
ここまで読んでくれた皆様、そしていずきちさん、本当にごめんなさい。
これはやはりフリーメーソンの謎を解くほどに難しい難題であり、僕の頭脳では無理です。
あと、チンドン屋の事には一切触れなかった事もお許し下さい。
チンドン屋には悪いと思いましたが、しかしチンドン屋ついては全く何も浮かんで来ませんでしたからこっそり無視しました。
全国のチンドン屋の皆様ごめんなさい。
謹んでお詫びすると共に、どうぞこちらの動画で気分をお直しになってからお帰り下さいませ。


(♪ラッパ1発ぶっ放せぇ~♪のこの場合のラッパというのが「屁」だという事に今気付いた僕はとても感動していおります。♪パパ、ママ、セーンセ、聞こえたかぁー♪というのは、彼らは両親や先生に屁を聞かせようとしているのです。昭和のガキというのはなんという豪傑なのでしょう!)

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