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ヘソが臭いんです。

2011/09/03 Sat 11:11

へそ
先日、Sさんの「The Usual Suspects」にある「ヘソ掃除」の記事を読んでいて、「あっ!」と思いました。

そうなんです、僕のヘソもとっても臭いんです……

みなさんも御存知のように、僕という人間は、教養もなく根性も無く品性の欠片もなければ、乱暴で変態で小心者な前科者の野蛮人です。
しかも、ケチなくせに金遣いが荒くその為いつも貧乏で、若い女を見るとすぐに淫らなセックスを想像し、鎖でつながれた犬を見ると無意味に睨みつけては威嚇し、ミスドではフレンチクルーラーしか食べない絵に描いたような馬鹿です。

そんな僕ですが、しかし自慢できる事が1つだけあります。

それは、異常なる潔癖性という事です。

僕は清潔すぎるほどに清潔な男なのです。
いや、心とチンコは汚れきっておりますが、見た目はいつもパリっと清潔な男なのです。

ですから、僕の体臭や口臭は完全に0ベクレルです。

ただし、ある2つの部分を覗いては…………

その1つが「へそ」です。

僕のヘソは妙に凹んでおります。
風呂に入った後のそのヘソの凹みに溜っている水分の臭さは、もう、これでもか!というくらいに僕に強烈な試練を与えます。

僕の体は腐っているのだろうか?

その臭いを嗅ぐ度にそう思う僕は、精神的にズタズタにされてしまうのです……。

そんなある時、こんな事がありました。
それは、CSで録画しておいた「高校大パニック」(1978年・石井聰互監督)という実に刺激的な映画を観ていた時の事でした……

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この映画は、ガキの頃から既に何十回と観ている最高級にお気に入りの映画です。
「もし無人島に5枚だけDVDを持って行けるとしたら何にする?」と、舌っ足らずな女子大生に問われたならば、僕は迷う事無くこいつを選ぶでしょう。
そのくらい、僕にとっては覚醒剤的な映画なのでございます。

そんな映画を、真夜中1人でワクワクと観ておりますと、いきなり隣りの寝室から23才の同居女が夢遊病者の如くフラフラとやって来ました。

僕はワンシーンとて見逃してはならぬと慌てて一時停止にすると、「なんだこんな夜中に、非常識じゃないか」と、寝込みを襲われた磯野波平の如くそう女を睨みました。

「なんだか、眠れないの・・・」

女は悪夢に魘されたワカメちゃんの如くそう呟くと、そのままソファーにゴロリと横になり、一時停止されたままの画面を逆さに見つめながら「またコレ見てるの」と白痴のような顔をして笑いました。

そんな女を無視して、僕は再び石井聰互監督の世界にどっぷり浸かり始めました。

素晴らしいです。
この映画は何度見ても血肉沸き踊る素晴らしい作品です。

そう1人で興奮していますと、ふいに「ぐぶぶぶ・・・」っという何やらとてつもない不快音が聞こえて参りました。
そうです。この馬鹿女は、己から「眠れないの」などと舌っ足らずな女子大生っぽく言っておきながら、ものの5分も経たないうちに鼾をかき始めたのです。

僕の脳裏に、一瞬、フッと殺意が過りました。

しかし、「うるせぇぞこらぁ!」と怒鳴ろうとした瞬間、ふと殺意とは別の悪意が頭を過ったのです。

僕は以前、寝ている彼女の口の中に「ポッカレモン」を注入した事があります。
いきなり「ぐびゃあ!」と飛び起きた、あのB級ホラー的な彼女はとってもイカしてました。
あの時の、彼女のあの切羽詰まったパニック顔をもう一度見てみたい……
そんな欲望が、今再びムズムズと湧いて出て来たのです。

「ポッカだ♪ポッカだ♪」
僕はそう言いながらルンルン気分でキッチンに向かいました。
が、しかし、そこにポッカレモンは見当たりません。
そのかわりに「ポン酢」はありましたが、しかしこの後、ポン酢臭い女と同じベッドで寝るのは真っ平御免です。

「なんかもっとスゲェ刺激物はねぇのかよ……」と、真夜中のキッチンを物色しながら僕は、なんと無意識のうちにヘソをほじっていたのです。

ヌチャっと生温かいヘソの中。
そこを指でぐちゅぐちゅとほじりながら「キミ……もう濡れてるじゃないか……」と官能的に囁きます。

そんな指先をソッと見つめます。
静まり返った真夜中のマンション。
ヘソ汁に濡れた指先が、ダウンライトに照らされながら怪しく輝いています。
僕はそんな指先を恐る恐る鼻に近づけました。
そして、なんとも表現しにくい快楽に包まれながらクンっと匂いを嗅ぎました。

一瞬、沖縄の国際通りの裏路地にある錆びたブリキのポリバケツの底がじんわりと僕の脳裏を過りました。

「うはっ!」

と、おもわず笑ってしまうほどに強烈なニオイです。

僕は迷う事無く、ソファーで眠る彼女に近付きました。
そしてもう1度彼女の前で「もう濡れてるじゃないか……」と官能的に囁きながらヘソをほじると、その指先を彼女の鼻先にソッと這わせたのでした。

その時点で既に僕の中の「笑い度」はマックスに達しています。
「くっくっくっくっく」と必死に笑いを堪えております。
スースーと寝息を立てる女の鼻の穴に、強烈に臭い指を這わせながら必死に笑いを堪えています。
まさしく変態の図です。
真夜中、寝ている女にヘソの匂いを嗅がせては1人悶えている四十男とは、なんと猟奇的なシーンでありましょうか、これにはさすがの石井聰互監督もびっくりです。

しばらくすると、女の鼻がヒクヒクっと動きました。
きっと、夢の中にいながらも動物的本能からその強烈なニオイがなんであるのかを嗅ぎ分けようとしているのでしょう。
僕は更に新鮮なニオイを嗅がせようと、「もう濡れてるじゃないか……」と早口で呟きながら急いでヘソをほじります。
新鮮な穫れたてのヘソ汁を、再び女の鼻に近づけました。
と、その瞬間、寝ている女の眉間が「キュッ」と歪みました。
そして女はまるで寝言かのようにポツリと呟いたのです。

「なんか……クサい……」

その言葉に、まるで頭上にタライが落ちて来たような衝撃を受けた僕は、素早くソファーの下に身を伏せました。
そしてフローリングに顔を押し付けながら「ぐぐぐぐぐぐ……」と必死に笑いを堪えたのでした。

そんな僕は、ソファーの下に身を伏せながら、「凄い!凄いぞ俺のヘソ!」と己のヘソを絶賛しました。
寝ている者までも起こしてしまうその威力に、僕は素直に感服したのです。

再び彼女の寝息が聞こえて来ると、またしても僕は「もう濡れてるじゃないか……」と心で呟きながらヘソをほじりました。
そして必死に笑いを堪えながら起き上がると、ソファーの上で気持ち良さそうにスースーと寝息を立てる彼女の鼻の穴に、その指を近付けたのです。

突然ピタッと寝息を止めた彼女が「うっ」と呻きながら顔を顰めさせました。
瞬間、パッ!と彼女の大きな目が開きました。
彼女は恐怖に満ちた表情で僕を見つめ、

「なに?」

と、聞いて来ました。

すかさず「なにが?」ととぼける僕に、

「そのニオイはなに?」

と、まるで体育館の裏でいきなり用務員のオッサンに勃起したペニスを見せられた4年2組の少女のような、そんな恐怖の表情を浮かべながらそう聞いて来ました。

「なんだと思う?」

僕は、優しい白人がベッドで妻に囁きかけるかのように優しく彼女を見つめます。

「わかんない……」と、呟く彼女は、そんな僕の優しい笑顔に更に恐怖を感じております。

「どんなニオイがした?」

僕は再びダスティン・ホフマンのような優しい笑顔で、彼女にそう語りかけました。
すると彼女は、僕の目をジッと見つめたまま、

「ニッキ」

と、即答したのでした。

彼女のその答えに、僕は一瞬戸惑いました。
そのニオイが、ウンコやチンカスと言われるならば納得できます。
しかし、彼女は人様のヘソのニオイを、こともあろうに「ニッキ」などと表現したのです。
これは喜んでいいのか悲しんでいいのかどっちなんだ?
僕はそう焦りながらも、再びヘソの中に指を押し込み、「もう濡れてるじゃないか……」と慌ててほじりました。
そして、その香りを確認しようと指の匂いを嗅いだ瞬間、僕の頭の中に京都名物の「八つ橋」がパッ!と浮かび上がり、同時に、「おたべちゃん」がゆっくりと御辞儀をしたのです。

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突然の「おたべちゃん」の出現に愕然としている僕に、彼女が叫びました。

「やだぁ!その匂いおヘソだったの!」

おもむろに嫌悪感を示しながら彼女が鼻を押さえました。
その瞬間、僕の中で強烈な羞恥心が広がりました。
前科三犯。元暴力団。ヘソがニッキ臭い。
そんなプロフィールが、映画の字幕の如く僕の視界に浮かび上がって来たのです。
うわっ、うわっ、うわっ、と狼狽える僕。

と、その時、再生されっぱなしの「高校大パニック」の画面に……彼が現れたのです……



「ヘソが臭いのが、何で悪い!」

僕はそう叫びながら、彼女の鼻の穴にヘソ汁で濡れた指をスポッ!と入れてやりました。
「あっ!」と小さく叫んだ彼女は慌ててソファーから飛び上がりました。
そして僕から数歩離れた安全地帯に立ちすくみ、大きな黒目を天井に向けながら鼻をクンクンと鳴らしました。

「あん!鼻がニッキ臭いよぅ!」

彼女はその場でドタドタと足踏みしながらそう叫びました。
そして半泣きになりながら洗面所に飛び込んで行ったのでした。

しばらくして、僕が「ごめんな……」と呟きながら洗面所を覗くと、彼女は水道を出しっぱなしにしたまま、ホジホジと鼻の穴をほじっていました。
そして彼女は、ベタベタに濡れた鼻の穴にティッシュを突っ込んではそれをグリグリと回し始めました。
それは実に徹底した、まるでその筋のプロのようなニオイ駆除でした。

「ねぇ、まだニッキのニオイするか嗅いでみて……」

彼女は鼻の穴をヒクヒクと広げながら迫って来ました。
僕は彼女の鼻の穴にソッと鼻を近付けると、優しくクンクンと嗅ぎました。
そんな彼女の鼻の穴の中には、中学時代の数学教師の薄汚い中古車「カローラ」の、車内に漂う饐えたニオイが貪よりと漂っていたのでした・・・


だから僕は、Sさんの「The Usual Suspects」にある「ヘソ掃除」の記事を読んで「あっ!」と思ったのです。

そうです、僕はヘソの掃除方法を著しく間違えていたのです。
僕のそれまでのヘソ掃除は、丸めたティッシュに唾液を含み、それをヘソの凹みに押し込んではグリグリと回していたのです。
今、冷静になって考えてみますれば、そんな掃除方法ではニッキ臭くなって当然です。
しかし、この間違った掃除方法により新たなる発見もございました。
唾液とヘソの垢が交わるとニッキのニオイになると言う事です。
だからなんだと言わないで下さい。
僕にとったら、これは凄い発見なのですから……

尚、「正しいヘソ掃除のやり方」を知りたい方は、Sさんの「The Usual Suspects」を御覧下さい。

ヘソが臭くなくなれば、きっとあなたの人生は今後もっともっと明るくなる事でしょう。

(注)ヘソのニオイの次に僕を悩ませている、もうひとつのクサい部分。それは・・・また次回、御紹介させていただきますね。

(ヘソ掃除の時に聴きたい一曲)

(ヘソ掃除をする際にはこの曲をBGMにしてみましょう。この曲でノリノリになって綿棒を掻き回せば、今まであなたのヘソの中に隠れていた「ゴマ」が、まるで魔法のようにボロボロと出て来ますよ。尚、その場合の綿棒は絶対に捨てないで保管しておいて下さい。そしてあなたが愛する人がスヤスヤと寝ているその鼻先に、ソレをソッと押しあててあげてやって下さい。きっとあなたの愛する人は素敵な夢が見られる事でしょう)

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