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のど自慢革命

2010/07/10 Sat 10:56

しつこいようですが、僕はNHKの「のど自慢」が許せません。
24時間テレビよりも皇室アルバムよりも大家族ビッグダディよりも許せません。
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まず、「のど自慢」の出場者。

あきらかに差別です。
誰が見ても差別的意図がプンプンと漂っています。

のど自慢の出場申し込み事項には、

「15歳以上(中学生は除く)、原則アマチュアの方なら誰でも応募できます」

と、書いてあります。

誰でも?・・・・・

しかし、出場者のキャラというものは決まっております。
いつも同じような顔ぶれなのです。


明るい公務員(パーティーグッズ大好き)

ダサイ女子高生(健康的ブス)

ボケ老人(本人の意思に反する)

おっちょこちょい父さん(あえて鐘ひとつを狙ってる)

職場の仲良しグループ(デブ・眼鏡・出っ歯)

元気な主婦(屁が臭そう)

自称元不良の青年(大した不良じゃない)

おちゃめな外国人(やたらサムライ好き)

農・魚・林業関係(純正加齢臭100%の親父)

保育士・看護士・介護士(子供や患者達からのお手製の応援たれ幕付き)

教師(生徒とフレンドリー)


といった、いつもの顔ぶれは、

のど自慢出場者選考委員会のマニュアルなのです。

彼ら選考委員会はこれを基準に出場者を選定しているのです(たぶん)。

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これらの出場者を見てわかるように、そこにNHK(以下国家)の薄汚い腹が見えます。
その町の、役所、農協、各組合、教育委員会、町内、といった組織と国家の泥臭い癒着が見え見えなのです。

国家は、確実に受信料を払っている者、若しくは払う意思のある者しか出場させません。
当然です、受信料を払わない者は、国家にすれば非国民であり、そんな者共にわざわざ公共の電波を使って、呑気に歌など歌わせるつもりは更々ないのです。

だったら最初から、出場応募欄には

「受信料滞納者、又は非国民と思われる方の応募は固くお断りします」

と書くべきだろ、と、今まで一度も受信料を払った事がないくせに、ちゃっかり大河ドラマとか朝の教育放送なんかをこっそり見ている僕はそう思うのです。


しかし、のど自慢はいつまでこんなマンネリを続けるつもりなのでしょう。

政治と金。
相撲界と暴力団。
芸能界と麻薬。

各界は今、メタボを気にし始めた親父の如く、必死になって体質改善に力を入れています。
なのに、国民的番組として古くから親しまれて来た「のど自慢」は、一向にその体質を変えようとはしないのです。

今こそのど自慢を革命せよ!

受信料を払った事のない僕が叫びます。



まず、このマンネリ化した出場者をガラリと変えるべきです。

「上っ面な綺麗ごと」とは、この際キッパリと縁を切りましょう。

人間本来の姿をクローズアップするのです!

現在の番組プロデューサーも「NHKドキュメンタリー」の骨太プロデューサーと交代するのです!

タイトルもズバリ、

「ザ・ドキュメンタリーのど自慢・現代社会の闇に叫ぶ国民の歌声」

と変更するのです!

まずは刑務所です。
元々、「のど自慢」は刑務所では高視聴率な人気番組です(っていうか強制的に見せられます)。
ですから、「のど自慢」が刑務所に慰問に来たら、もう懲役も看守も大喜びでしょう。

「NHK全国刑務所のど自慢」

どうです、タイトルだけで見たくてウズウズするでしょう。

「256番!男の履歴!」
称呼番号(懲役の番号です)を叫ぶ親父のヨレヨレの半袖シャツからは、チラリと薄汚いイレズミが見えます。
当然、マイクを握る手には指が1本足りません。
「オヤッさん!アニキ!見てるかぁ!」
ステージに立つなりそう叫び、すかさず看守に怒鳴られます。

「381番!石狩挽歌!」
白髪が点々としたゴマ塩坊主の強盗犯は北海道の生まれです。
捨てた故郷を思い出しながら、
「♪オンボロローオンボロボロロー♪」
と、涙ながらに唸り、視聴者達の涙を誘います。





各地の「ドヤ街」でも開催されます。

西の西成、東の山谷。真ん中通って笹島です。

昼間っから酔っぱらった日雇い労働者や、ドブネズミのような乞食達がゾロゾロと集まって来ます。

「NHKドヤ街対抗のど自慢」

どうです、素晴らしい響きじゃありませんか。

「8番!舟唄!」
ニッカポッカにランニングシャツのおとっつぁんが、酒で頬を赤らめては抜けた歯を出して笑っております。
「♪ポツポツ飲めば~ポツポツとぉ~おぉお~♪」
最初はニタニタと笑っていたおとっつぁんも、そのうち国に残した娘達を思い出しては声が詰まります。


「12番!キャンディーズの春一番!」
時にはこんなおっちょこちょいもやってきます。
歌なんて歌わず、メロディーに合わせては腰に巻いたボロ布をチラチラと捲ったりして、会場の乞食共は腹を抱えて大笑い。
一般人にはちっともおもしろくありません。
ただ、ひたすら悲しいだけです。




続いて深夜の歓楽街に繰り出してみましょう。

深夜の歓楽街の裏路地には、人生から外れたアウトロー達がウヨウヨと蠢いております。

「NHK路地裏のど自慢」

どうです、感性の食指が動くでしょう。


「3番・・・新宿酔いどれ慕情・・・」
青白く光る肌にガリガリの身体。なのに、目玉だけはやたらとギラギラとしております。
あきらかにシャブが効いてます。
歌の途中、彼の脳味噌で何かが起きたらしく、いきなりマイクを客席に投げつけます。
そして、誰も笑っていないのに、「なにが可笑しい!殺すぞ!」と絶叫し、客席にダイブします。


「12番。スローなブギにしてくれ」
40代の彼女は、幸薄などぎつい化粧をしております。素足のサンダルをカラカラさせながら、時折、恥ずかしそうにニヤニヤと笑います。
途中で声がでなくなり、「やっぱりラブ・イズ・オーヴァーに変えて」と甘えるようにねだる彼女は、1発1万円の路地裏の立ちんぼです。




ドキュメンタリーのど自慢のスタッフは、路地裏よりももっともっと地下へ潜入します。

「NHK地下組織のど自慢」

どうです、おもわず勃起しそうな魅力あるタイトルでしょう。


「16番!麻原彰晃のマーチ!」
タラタラの青い服を着た超ロン毛の女性が微笑みながらステージに出て来ます。
身体は弱々しいくせに、目力は半端じゃありません。
「ショウコウ、ショウコウ、ショコ、ショコ、ショウコウ」
彼女は微笑みながら行進します。
彼女は、その歌を歌いさえすれば、ただそれだけで幸せになれると信じています。
彼女のその純粋さに、国民はおもわず目頭が熱くなります。



「21番!赤旗の歌!」
「革命」とペンキで殴り書きされたヘルメットを被った男達は、横一列に肩を組み合い、背後では大きな真っ赤な旗がバタバタと靡いております。
「我らは死すとも赤旗を掲げて進むを誓う!」
あきらかに歌詞に字が足りません。これは歌というよりも「叫び」です。
途中、軍歌をガンガンに鳴らした右翼の街宣車が妨害し、彼らは慌てて足下に置いていたゲバ棒を握り、コンクリートブロックを投石しながら戦い始めます。



・・・・・

いかがでしょうかNHKさん、こんな「のど自慢」。

ダメですか?

これだったら僕は3倍の受信料払ってもヨカですよ・・・・

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