恥ずかしい人
2010/05/29 Sat 09:40
世の中には恥ずかしい人というのが大勢いらっしゃいます。
今日は、僕の目から見た「恥ずかしい人」についてお話ししたいと思います。
今日は、僕の目から見た「恥ずかしい人」についてお話ししたいと思います。
恥ずかしい人。
ひとくちに恥ずかしい人と言っても、その「恥ずかしい度」は人それぞれで、ドコまでが恥ずかしくてドコまでが恥ずかしくないのか、の基準が非常に難しい所です(意味不明)
以前、西新宿のスナックで「ランバダ」を踊る中年サラリーマンを見たことがあります。年の頃は50を過ぎたくらいでございましょうか、定番のハゲとメタボな二重アゴが妙にイカしたナイスガイでした。
しかしホステス達からは総無視をくらい、他の客も「っせぇなぁ・・・」などと睨んだりしています。
誰一人見る者もなく一人淋しくランバダを踊るオヤジ。
そのうち、あんまり騒がしいという事で、ママが勝手にプツン!とカラオケを切ってしまいました。
途中でランバダを切られたオヤジは、何一つ苦情を言う事無く、そのまま黙ってカウンター席に付くと額の汗を臭いおしぼりで拭きながらグラスに残っていた水割りをクイッと飲み干しました。
その姿は、まるで「舞台が終わって楽屋に戻った芸人」そのものです。
しばらくの間、ホステス達から完全無視されていたオヤジは、黙って手を挙げると「ママ、チェックしてくれ」とさりげなく言い、1人淋しく西新宿の闇に消えて行きました。
そんな親父の一部始終を見ていた僕。
とっても恥ずかしい夜でした。
キャバクラでもこんな恥ずかしい人を見たことがあります。
あれは歌舞伎町のキャバクラでした。
私の隣のボックスにいたサラリーマン風の若い青年3人が、いきなり「イッキしようぜ」と言い出しました。
「イッキをする」という言葉は、ここ新宿歌舞伎町のキャバクラでは流行りません。
今日日、「イッキ」と「カラオケ」は、地方のキャバクラでも目にする事は難しいのです。
しかし、彼らは「恥ずかしい人」です。
ここでイッキをしたらどうなるかという想定ができないのです。
席に付いていたキャバ嬢達が戸惑う中、いきなり3人は実に奇怪な「イッキの唄」を合唱し始めました(その歌はまだハッキリ覚えていますが、しかし恥ずかしすぎてココには書けません)。
しかもその唄は、妙に長い!
しかもその唄は、ハモっている!
しかも1人が、唄を間違えた!
高級感が売りモノのキャバクラは、たちまち安っぽいホストと化しました。
いや、ホストなら商売っけがある「イッキ」ですからまだ許せるのですが、しかし、今彼らがシテいるイッキは、明らかに「酒が強い」というのを威張ろうとしている、
九州男児的なイッキなのです。
飲み放題のハウスボトルでイッキをされる店側は、ありがたくもなく逆に損なのです。
遂にちょいワル親父風の店長がやって来ました。
店長に「うるさい」等の注意された三人は、その後、小さな声でイッキを続けていました。
女の子達は、もう誰も席には付いていませんでした・・・・・
そんな三人を隣のボックスから見ていた僕は、とても恥ずかしくなってしまいました。
こんな恥ずかしい人もいました。
「昔、中山美穂と付き合っていた事あるんだ」
そう本気で言うヤツがいました。
彼はシブガキ隊のヤッ君とも仲が良いらしく、「あいつとはよく渋谷で殴り合いのケンカをしたもんだよ」と遠い西の空を見つめながら呟いていました。
彼は徳島県の出身で、10年前に東京に出て来たフリーターです。
恥ずかしいです・・・・。
あと、僕の親戚のオバさんは、僕の実家にやってきた時は必ず玄関で、
「ごめんやして おくれやしてごめんやっしゃー」
と、叫びます。
これは恥ずかしいと言うより死にたくなって来ます。
因みに、そのオバさんは、トイレのドアを絶対に閉めません。だから僕はオバさんのウンコシーンを何度も目撃しているのですが、その度に恥ずかしくて恥ずかしくて泣きそうになりました。
今年の紅白は 紅が勝つか白が勝つかで必死に討論 している夫婦を見たことがあります。
寂れた商店街の本屋の夫婦でしたが、2人はお客さんがいるにも関わらず店の中で怒鳴り合いになっていました。
しかし、それはいいのです。
なにが恥ずかしかったかというと、その夫婦喧嘩を横目で見ながら呆れた表情で薄ら笑いを浮かべるキムタクもどきの彼氏とギャル曽根のような顔をしたネズミ女。
おまえらだ!
田舎のキャバクラに浜崎あゆみ風のメイクをした娘さんがいました。
源氏名もズバリ「あゆ」ですが、しかしデブです。
そしてその店のチーママは、明らかに杉本彩を意識しているようで、変な喋り方をしますし、それにデブです。
しかも、その店のママは自分を倖田來未だと思い込んでおり、なぜか自分の事を「クーちゃん」と呼んでいます。でもデブです。
しかも、その店の店長は、ものの見事にクレイジーケンを意識しておりまして、返事をする度に「いーね!」と叫びます。でもやっぱりデブです。
その店に集まる客は80%がヤンキーです。
そして彼らは100%の確立で、デブです。
僕はそんな恥ずかしい店が妙に気に入ってます。
接骨院の待合室のテレビ。NHKの歌謡番組がやっていました。
その番組の中で、細川たかしと瀬川瑛子と小林幸子が、お笑いの時代劇をやっていました。
実に視聴者をバカにしたつまらないお芝居で、僕はこの三人のギャグセンスに呆気に取られるばかり。
すると、僕の隣でそれを見ていたオバさんが、小林幸子が演じる「岡っ引き」の臭い演技を見てゲラゲラと笑い始めるではありませんか。
小林幸子が「てぇへんだ!てぇへんだ!」と慌ててステージを走り回るだけで、椅子をバンバン叩いてケラケラ笑うのです。
僕はそんなオバさんを見て、
ちょっと可愛く思いました。
でも、やっぱり恥ずかしかったです。
このように、恥ずかしい人というのは世の中に沢山います。
これらの人々を恥ずかしいと思うか、それとも普通だろ、と思うかは人それぞれです。
先日、小学生達が「あるある探検隊!あるある探検隊!」と叫びながら遊んでいるのをふと見かけました。
なぜかちっとも恥ずかしくありませんでした。
これがきっと新橋の酔っぱらったサラリーマンだと、たちまち恥ずかしくなって死にたくなってしまいます。丸の内のOLさんが合コンでこれをやってたりしたら僕は恥ずかしさのあまり本当に死んでしまうでしょう。
なのに、なぜか小学生だとまったく恥ずかしくありませんでした。
とっても不思議です。
さて、この動画は、見れば見る程恥ずかしいです。
1回見ますと恥ずかしさのあまり「どうしよう」と困ってしまいます。
2回見ますと怒りが溢れ、この店にイタズラ電話をしてやりたくなります。
3回見ますと「もうヤメて!」と裏声になります。
4回見ますと「もう好きにしろよ・・・」とウツに入ります。
5回は見てませんのでわかりません。
(5回以上見て気が狂った方は責任を負いかねます。っていうか1回でも負いかねます)
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ひとくちに恥ずかしい人と言っても、その「恥ずかしい度」は人それぞれで、ドコまでが恥ずかしくてドコまでが恥ずかしくないのか、の基準が非常に難しい所です(意味不明)
以前、西新宿のスナックで「ランバダ」を踊る中年サラリーマンを見たことがあります。年の頃は50を過ぎたくらいでございましょうか、定番のハゲとメタボな二重アゴが妙にイカしたナイスガイでした。
しかしホステス達からは総無視をくらい、他の客も「っせぇなぁ・・・」などと睨んだりしています。
誰一人見る者もなく一人淋しくランバダを踊るオヤジ。
そのうち、あんまり騒がしいという事で、ママが勝手にプツン!とカラオケを切ってしまいました。
途中でランバダを切られたオヤジは、何一つ苦情を言う事無く、そのまま黙ってカウンター席に付くと額の汗を臭いおしぼりで拭きながらグラスに残っていた水割りをクイッと飲み干しました。
その姿は、まるで「舞台が終わって楽屋に戻った芸人」そのものです。
しばらくの間、ホステス達から完全無視されていたオヤジは、黙って手を挙げると「ママ、チェックしてくれ」とさりげなく言い、1人淋しく西新宿の闇に消えて行きました。
そんな親父の一部始終を見ていた僕。
とっても恥ずかしい夜でした。
キャバクラでもこんな恥ずかしい人を見たことがあります。
あれは歌舞伎町のキャバクラでした。
私の隣のボックスにいたサラリーマン風の若い青年3人が、いきなり「イッキしようぜ」と言い出しました。
「イッキをする」という言葉は、ここ新宿歌舞伎町のキャバクラでは流行りません。
今日日、「イッキ」と「カラオケ」は、地方のキャバクラでも目にする事は難しいのです。
しかし、彼らは「恥ずかしい人」です。
ここでイッキをしたらどうなるかという想定ができないのです。
席に付いていたキャバ嬢達が戸惑う中、いきなり3人は実に奇怪な「イッキの唄」を合唱し始めました(その歌はまだハッキリ覚えていますが、しかし恥ずかしすぎてココには書けません)。
しかもその唄は、妙に長い!
しかもその唄は、ハモっている!
しかも1人が、唄を間違えた!
高級感が売りモノのキャバクラは、たちまち安っぽいホストと化しました。
いや、ホストなら商売っけがある「イッキ」ですからまだ許せるのですが、しかし、今彼らがシテいるイッキは、明らかに「酒が強い」というのを威張ろうとしている、
九州男児的なイッキなのです。
飲み放題のハウスボトルでイッキをされる店側は、ありがたくもなく逆に損なのです。
遂にちょいワル親父風の店長がやって来ました。
店長に「うるさい」等の注意された三人は、その後、小さな声でイッキを続けていました。
女の子達は、もう誰も席には付いていませんでした・・・・・
そんな三人を隣のボックスから見ていた僕は、とても恥ずかしくなってしまいました。
こんな恥ずかしい人もいました。
「昔、中山美穂と付き合っていた事あるんだ」
そう本気で言うヤツがいました。
彼はシブガキ隊のヤッ君とも仲が良いらしく、「あいつとはよく渋谷で殴り合いのケンカをしたもんだよ」と遠い西の空を見つめながら呟いていました。
彼は徳島県の出身で、10年前に東京に出て来たフリーターです。
恥ずかしいです・・・・。
あと、僕の親戚のオバさんは、僕の実家にやってきた時は必ず玄関で、
「ごめんやして おくれやしてごめんやっしゃー」
と、叫びます。
これは恥ずかしいと言うより死にたくなって来ます。
因みに、そのオバさんは、トイレのドアを絶対に閉めません。だから僕はオバさんのウンコシーンを何度も目撃しているのですが、その度に恥ずかしくて恥ずかしくて泣きそうになりました。
今年の紅白は 紅が勝つか白が勝つかで必死に討論 している夫婦を見たことがあります。
寂れた商店街の本屋の夫婦でしたが、2人はお客さんがいるにも関わらず店の中で怒鳴り合いになっていました。
しかし、それはいいのです。
なにが恥ずかしかったかというと、その夫婦喧嘩を横目で見ながら呆れた表情で薄ら笑いを浮かべるキムタクもどきの彼氏とギャル曽根のような顔をしたネズミ女。
おまえらだ!
田舎のキャバクラに浜崎あゆみ風のメイクをした娘さんがいました。
源氏名もズバリ「あゆ」ですが、しかしデブです。
そしてその店のチーママは、明らかに杉本彩を意識しているようで、変な喋り方をしますし、それにデブです。
しかも、その店のママは自分を倖田來未だと思い込んでおり、なぜか自分の事を「クーちゃん」と呼んでいます。でもデブです。
しかも、その店の店長は、ものの見事にクレイジーケンを意識しておりまして、返事をする度に「いーね!」と叫びます。でもやっぱりデブです。
その店に集まる客は80%がヤンキーです。
そして彼らは100%の確立で、デブです。
僕はそんな恥ずかしい店が妙に気に入ってます。
接骨院の待合室のテレビ。NHKの歌謡番組がやっていました。
その番組の中で、細川たかしと瀬川瑛子と小林幸子が、お笑いの時代劇をやっていました。
実に視聴者をバカにしたつまらないお芝居で、僕はこの三人のギャグセンスに呆気に取られるばかり。
すると、僕の隣でそれを見ていたオバさんが、小林幸子が演じる「岡っ引き」の臭い演技を見てゲラゲラと笑い始めるではありませんか。
小林幸子が「てぇへんだ!てぇへんだ!」と慌ててステージを走り回るだけで、椅子をバンバン叩いてケラケラ笑うのです。
僕はそんなオバさんを見て、
ちょっと可愛く思いました。
でも、やっぱり恥ずかしかったです。
このように、恥ずかしい人というのは世の中に沢山います。
これらの人々を恥ずかしいと思うか、それとも普通だろ、と思うかは人それぞれです。
先日、小学生達が「あるある探検隊!あるある探検隊!」と叫びながら遊んでいるのをふと見かけました。
なぜかちっとも恥ずかしくありませんでした。
これがきっと新橋の酔っぱらったサラリーマンだと、たちまち恥ずかしくなって死にたくなってしまいます。丸の内のOLさんが合コンでこれをやってたりしたら僕は恥ずかしさのあまり本当に死んでしまうでしょう。
なのに、なぜか小学生だとまったく恥ずかしくありませんでした。
とっても不思議です。
さて、この動画は、見れば見る程恥ずかしいです。
1回見ますと恥ずかしさのあまり「どうしよう」と困ってしまいます。
2回見ますと怒りが溢れ、この店にイタズラ電話をしてやりたくなります。
3回見ますと「もうヤメて!」と裏声になります。
4回見ますと「もう好きにしろよ・・・」とウツに入ります。
5回は見てませんのでわかりません。
(5回以上見て気が狂った方は責任を負いかねます。っていうか1回でも負いかねます)
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