狂人の笑いと怒り
2010/03/10 Wed 00:07
黒澤明の「白痴」を観ておりました。
1人リビングのソファーの上で悶え狂いながら笑いました。
私はこの「純文学」というヤツがさっぱりわかりません。
太宰治、坂口安吾、川端康成、井伏鱒二・・・・
私には、純文学と呼ばれる彼らの作品は、どう考えてもコメディーにしか見えないのです。
1人リビングのソファーの上で悶え狂いながら笑いました。
私はこの「純文学」というヤツがさっぱりわかりません。
太宰治、坂口安吾、川端康成、井伏鱒二・・・・
私には、純文学と呼ばれる彼らの作品は、どう考えてもコメディーにしか見えないのです。
馬鹿にしているとかツマラナイという意味ではございません。
この純文学というヤツが素直に笑えるのです。
ですから、映画にしてもソレ系の映画は私にとったら喜劇です。
Mr.ビーンよりも、ドストエフスキーの不朽の名著『罪と罰』なんかのほうが大爆笑いたします。
やはりオツムのどこかがイカレてるんでしょうか・・・・
で、そんな感じで、1人ゲラゲラ笑いながら黒澤明の「白痴」を観ておりますと、ふいに風呂場からコン!コン!コン!という、まるで木魚を叩くような音が響いてきました。
22才の同居女がまた何か風呂の中で奇怪な事をやっております。
先日も、コイツが風呂に入っている時、突然「ヴィーン!ヴィーン!ヴィーン!ヴィーン!」というケタタマしい音が鳴り出しまして、同時に「きやっ!」という小さな悲鳴が聞こえました。
なんだなんだと私が風呂のドアを開けますと、湯船の中で携帯がヴィーン!ヴィーン!ヴィーン!と断末魔の叫びをあげているではありませんか(しかし、あの携帯というヤツは水の中に入れると凄い事になりますね。まるで『助けてー!死ぬぅー!』と叫ぶかのようにバイブ音を必死に鳴らしながら息絶えます。本当に怖いですよ)。
「おまえ、ナニやってんだよ!」
湯船の中で苦しむ携帯を呆然と見つめたまま立ち尽くしている22才の馬鹿女に叫びますと、同時に湯船の中の携帯が、
ヴィーン!ヴィーン!ヴィーン!ヴィーン!
と、空しくも息絶えてしまいました。
「死んじゃった・・・」
22才のアホ女は、まるで水槽の中の金魚が死んでしまったかのように淋しそうに湯船を見つめておりました。
このように、風呂に入りながら携帯を使用するほどの大馬鹿女ですので、風呂の中から聞こえて来るコン!コン!コン!という木魚のような音は、また何かやらかしているに違いありません。
私はDVDを一時停止にしますと、「ちっ」と舌打ちしながら風呂場へ走りました。
別に無視しててもいいのですが、しかしこの間もあれだけ「カビキラーをやる時は換気しろ!」と言っているにもかかわらず、湯気がモウモウと立ち籠める密室状態で1時間もカビキラーをしていたほどの女です、放っておきますとどんな危険な事をしでかすかわからないのです。
風呂に近付くとコンコン音は、コーン!コーン!と音色が変わりました。
ソッと風呂のドアを開けて覗いてみました(中でどんな危険行為をしているかわかりませんので、いきなりガバッ!と開けるのは非常に危険です)。
鏡の前で椅子に座っている22才の狂女の尻が見えました。
俯いた22才の狂女は、頭にヴィダルサスーンのシャンプーをコーン!コーン!と叩き付けております。
いよいよホンキで狂ったか?・・・と、私が恐る恐る「何してんの?」と声を掛けますと、
「うん。シャンプーが出て来ないの」
・・・なんと、22才の狂女は、空になったシャンプーのプッシュ蓋を抜き取り、口の空いた部分を頭に叩き付けながら、底に残っているわずかなシャンプーを取り出そうとしていたのです・・・
「新しいのはないの?」
怖くなった私がそう聞くと、「うん。買うの忘れてたの」と、全然泡なんか出てないのに必死に目を瞑りながらフツーに答えました。
私は静かに浴室のドアを閉め、狂女をそのままにしてリビングへと引き返しました。
それからしばらくはその音は続いておりましたが、その間、私はその音を聞きながら1人リビングのソファーの上で悶え狂いながら笑っていました。
この話しを友人にした所、友人は「それのどこがそんなに可笑しいの?」と不思議そうな顔をして聞きます。
友人のその顔は、私が太宰治を読みながらヒーヒーと笑い転げるのを見て「どこが?」と不思議そうに聞いて来た姉と同じ表情なのです。
そう、私の「笑い」というのは世間一般から少しズレているらしく、私が爆笑するのを私の周りの者達はちっとも可笑しくないらしいのです。
ですから、そんな彼らは、
渡る世間のえなりかずき
を見ても全然笑いませんが、私は、渡る世間のえなり君を見る度に、ゲロを吐くほど笑い転げます。
(どーしてこのガキはガキのくせにこんな事してるんだと考えるともうダメです)
あと、ジャパネットたかたは殺人的な可笑しさです。
夜中にアレを観ていて、笑い過ぎて小便を洩らした事もあります(実話)
(大の大人が夜中にこんな事を真面目にやってる事自体が既に可笑しい)
あと、相撲。
これは子供の頃からずっと笑い続けて来た私のミリオンセラーなのですが、あのおデブちゃんたちの必死な取っ組み合いを見ますと、床屋だろうが銭湯だろうがおかまいなしに気が狂ったように笑いこけます。
(倒すおデブちゃんと倒されるおデブちゃんの人生模様)
こんな私を、周囲の人達は「変だ」というのです。
なにがそんなに可笑しいんだちっともおもしろくないぞ?と、フツーの人達は不思議がるのです。
しかし、そんなフツーの人達がケラケラと笑っているオードリーの春日など、私は鼻糞ほどおもしろくないわけでして、はんにゃなどは見ているとムカついてなりません。
そんな「ムカつく」という感覚も私は一般人とは少し違うようでして、世間の人々が感動したり楽しんだり喜んだりしてるものが妙にムカついてなりません。
絶対的に許せないのがNHKのど自慢です。
あのやり口が気に入りません。地方の、しかも凄い田舎に繰り出しては、
世間知らずなお年寄り達を悪戯に興奮させ、
ヒマな青年団をけしかけ、
はりきりOLさんを「仲良し3人組」などと即興ででっち上げ、
ボケた老人などにデタラメな民謡を唄わせ、
日頃は真面目な係長を無理矢理オドケ者にし、
まだ幼い娘にヘタクソな演歌などを教え込み、
外国人留学生なんかを無理矢理引っ張り出し、
ハッピ姿の消防団員なんかを「地域の為に一生懸命やってるぞ!」的に見せかけ、
若手の教師なんかに田原俊彦の歌なんかを元気よく歌わせるという、
あのわざとらしい演出!
これはもう切腹したくなるくらいムカつくのでございまして、どうせなら、ヤクザとか受刑者とか不倫妻とかオウム信者なんかに歌わせたほうが絶対に面白だろうと考えると、益々、NHKの「綺麗好き」がムカついてくるのでございます。
しかしながら、こんなに怒りながらも私は絶対に「NHKのど自慢」を欠かさず見てしまうわけで(録画もします)、そんな私を22才のタワケ女は「怒るなら見なければいいのに」などと、知ったようなセリフを吐きますので、「キサマのような鈍感にNHKのど自慢の何がわかる!あんな番組をいつまでものさばらせているとそのうちまた戦争がおっぱじまるんだぞ!御国の洗脳はとっても危険なんだぞ!大日本帝国を舐めんなよ!」と意味不明に怒鳴るのですが、しかし、冷静になって考えますとやっぱり私のほうが断然「変」なわけでして、ハリキってモー娘の「 LOVEマシーン」なんかを歌う仲良しOL三人組には何の罪もないのです。
このように、私の「笑い」と「ムカつき」は、世間の感覚と激しくズレているわけでして、変な時に笑い変な時に怒るという、この狂った感性にはほとほと悩まされております。
あと、最近では「笑いながらムカつきビビる」という、なにがなんだかわからない感情に襲われたことがあります。
それが↓この歌です。
これはいわゆる軍歌なのでございましょうが、フツーに聞いてると笑えます。
この歌を、ノーパンにストッキング履かせた100人のホームレスに「NHK全国学校音楽コンクール」で真剣に合唱させたら・・・などと想像しますと、もう狂ったようにひっくり返って爆笑してしまうのですが、しかし、よーくこの歌詞を噛みしめながら聞いておりますと段々とムカついて来ます。
大日本帝国というのはどーしてこんな幼稚臭い洗脳しかできないんだ!という怒りがヒシヒシと沸き上がって来るんです。
しかし、そうやってイライラしておりますと、そのうち段々と怖くなって来ます。
当時の人達は、こんなツマンネー歌に騙されていたのかよ・・・つい5、60年前の歌なのに、これじゃあ北朝鮮となんにも変わらないじゃないか・・・と、怖くなって来たのです・・・。
とりあえず大日本帝国マンザーイ!
(この場合の勝つというのは「殺す」という事であり、キミ達は人を殺してまでもエンピツが欲しいのか・・・と、この強盗殺人教唆的軍歌に怒りを感じながらも悲しみ、そして笑いました)
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この純文学というヤツが素直に笑えるのです。
ですから、映画にしてもソレ系の映画は私にとったら喜劇です。
Mr.ビーンよりも、ドストエフスキーの不朽の名著『罪と罰』なんかのほうが大爆笑いたします。
やはりオツムのどこかがイカレてるんでしょうか・・・・
で、そんな感じで、1人ゲラゲラ笑いながら黒澤明の「白痴」を観ておりますと、ふいに風呂場からコン!コン!コン!という、まるで木魚を叩くような音が響いてきました。
22才の同居女がまた何か風呂の中で奇怪な事をやっております。
先日も、コイツが風呂に入っている時、突然「ヴィーン!ヴィーン!ヴィーン!ヴィーン!」というケタタマしい音が鳴り出しまして、同時に「きやっ!」という小さな悲鳴が聞こえました。
なんだなんだと私が風呂のドアを開けますと、湯船の中で携帯がヴィーン!ヴィーン!ヴィーン!と断末魔の叫びをあげているではありませんか(しかし、あの携帯というヤツは水の中に入れると凄い事になりますね。まるで『助けてー!死ぬぅー!』と叫ぶかのようにバイブ音を必死に鳴らしながら息絶えます。本当に怖いですよ)。
「おまえ、ナニやってんだよ!」
湯船の中で苦しむ携帯を呆然と見つめたまま立ち尽くしている22才の馬鹿女に叫びますと、同時に湯船の中の携帯が、
ヴィーン!ヴィーン!ヴィーン!ヴィーン!
と、空しくも息絶えてしまいました。
「死んじゃった・・・」
22才のアホ女は、まるで水槽の中の金魚が死んでしまったかのように淋しそうに湯船を見つめておりました。
このように、風呂に入りながら携帯を使用するほどの大馬鹿女ですので、風呂の中から聞こえて来るコン!コン!コン!という木魚のような音は、また何かやらかしているに違いありません。
私はDVDを一時停止にしますと、「ちっ」と舌打ちしながら風呂場へ走りました。
別に無視しててもいいのですが、しかしこの間もあれだけ「カビキラーをやる時は換気しろ!」と言っているにもかかわらず、湯気がモウモウと立ち籠める密室状態で1時間もカビキラーをしていたほどの女です、放っておきますとどんな危険な事をしでかすかわからないのです。
風呂に近付くとコンコン音は、コーン!コーン!と音色が変わりました。
ソッと風呂のドアを開けて覗いてみました(中でどんな危険行為をしているかわかりませんので、いきなりガバッ!と開けるのは非常に危険です)。
鏡の前で椅子に座っている22才の狂女の尻が見えました。
俯いた22才の狂女は、頭にヴィダルサスーンのシャンプーをコーン!コーン!と叩き付けております。
いよいよホンキで狂ったか?・・・と、私が恐る恐る「何してんの?」と声を掛けますと、
「うん。シャンプーが出て来ないの」
・・・なんと、22才の狂女は、空になったシャンプーのプッシュ蓋を抜き取り、口の空いた部分を頭に叩き付けながら、底に残っているわずかなシャンプーを取り出そうとしていたのです・・・
「新しいのはないの?」
怖くなった私がそう聞くと、「うん。買うの忘れてたの」と、全然泡なんか出てないのに必死に目を瞑りながらフツーに答えました。
私は静かに浴室のドアを閉め、狂女をそのままにしてリビングへと引き返しました。
それからしばらくはその音は続いておりましたが、その間、私はその音を聞きながら1人リビングのソファーの上で悶え狂いながら笑っていました。
この話しを友人にした所、友人は「それのどこがそんなに可笑しいの?」と不思議そうな顔をして聞きます。
友人のその顔は、私が太宰治を読みながらヒーヒーと笑い転げるのを見て「どこが?」と不思議そうに聞いて来た姉と同じ表情なのです。
そう、私の「笑い」というのは世間一般から少しズレているらしく、私が爆笑するのを私の周りの者達はちっとも可笑しくないらしいのです。
ですから、そんな彼らは、
渡る世間のえなりかずき
を見ても全然笑いませんが、私は、渡る世間のえなり君を見る度に、ゲロを吐くほど笑い転げます。
(どーしてこのガキはガキのくせにこんな事してるんだと考えるともうダメです)
あと、ジャパネットたかたは殺人的な可笑しさです。
夜中にアレを観ていて、笑い過ぎて小便を洩らした事もあります(実話)
(大の大人が夜中にこんな事を真面目にやってる事自体が既に可笑しい)
あと、相撲。
これは子供の頃からずっと笑い続けて来た私のミリオンセラーなのですが、あのおデブちゃんたちの必死な取っ組み合いを見ますと、床屋だろうが銭湯だろうがおかまいなしに気が狂ったように笑いこけます。
(倒すおデブちゃんと倒されるおデブちゃんの人生模様)
こんな私を、周囲の人達は「変だ」というのです。
なにがそんなに可笑しいんだちっともおもしろくないぞ?と、フツーの人達は不思議がるのです。
しかし、そんなフツーの人達がケラケラと笑っているオードリーの春日など、私は鼻糞ほどおもしろくないわけでして、はんにゃなどは見ているとムカついてなりません。
そんな「ムカつく」という感覚も私は一般人とは少し違うようでして、世間の人々が感動したり楽しんだり喜んだりしてるものが妙にムカついてなりません。
絶対的に許せないのがNHKのど自慢です。
あのやり口が気に入りません。地方の、しかも凄い田舎に繰り出しては、
世間知らずなお年寄り達を悪戯に興奮させ、
ヒマな青年団をけしかけ、
はりきりOLさんを「仲良し3人組」などと即興ででっち上げ、
ボケた老人などにデタラメな民謡を唄わせ、
日頃は真面目な係長を無理矢理オドケ者にし、
まだ幼い娘にヘタクソな演歌などを教え込み、
外国人留学生なんかを無理矢理引っ張り出し、
ハッピ姿の消防団員なんかを「地域の為に一生懸命やってるぞ!」的に見せかけ、
若手の教師なんかに田原俊彦の歌なんかを元気よく歌わせるという、
あのわざとらしい演出!
これはもう切腹したくなるくらいムカつくのでございまして、どうせなら、ヤクザとか受刑者とか不倫妻とかオウム信者なんかに歌わせたほうが絶対に面白だろうと考えると、益々、NHKの「綺麗好き」がムカついてくるのでございます。
しかしながら、こんなに怒りながらも私は絶対に「NHKのど自慢」を欠かさず見てしまうわけで(録画もします)、そんな私を22才のタワケ女は「怒るなら見なければいいのに」などと、知ったようなセリフを吐きますので、「キサマのような鈍感にNHKのど自慢の何がわかる!あんな番組をいつまでものさばらせているとそのうちまた戦争がおっぱじまるんだぞ!御国の洗脳はとっても危険なんだぞ!大日本帝国を舐めんなよ!」と意味不明に怒鳴るのですが、しかし、冷静になって考えますとやっぱり私のほうが断然「変」なわけでして、ハリキってモー娘の「 LOVEマシーン」なんかを歌う仲良しOL三人組には何の罪もないのです。
このように、私の「笑い」と「ムカつき」は、世間の感覚と激しくズレているわけでして、変な時に笑い変な時に怒るという、この狂った感性にはほとほと悩まされております。
あと、最近では「笑いながらムカつきビビる」という、なにがなんだかわからない感情に襲われたことがあります。
それが↓この歌です。
これはいわゆる軍歌なのでございましょうが、フツーに聞いてると笑えます。
この歌を、ノーパンにストッキング履かせた100人のホームレスに「NHK全国学校音楽コンクール」で真剣に合唱させたら・・・などと想像しますと、もう狂ったようにひっくり返って爆笑してしまうのですが、しかし、よーくこの歌詞を噛みしめながら聞いておりますと段々とムカついて来ます。
大日本帝国というのはどーしてこんな幼稚臭い洗脳しかできないんだ!という怒りがヒシヒシと沸き上がって来るんです。
しかし、そうやってイライラしておりますと、そのうち段々と怖くなって来ます。
当時の人達は、こんなツマンネー歌に騙されていたのかよ・・・つい5、60年前の歌なのに、これじゃあ北朝鮮となんにも変わらないじゃないか・・・と、怖くなって来たのです・・・。
とりあえず大日本帝国マンザーイ!
(この場合の勝つというのは「殺す」という事であり、キミ達は人を殺してまでもエンピツが欲しいのか・・・と、この強盗殺人教唆的軍歌に怒りを感じながらも悲しみ、そして笑いました)
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