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なにがなんだか


自分は1939年の春、ソ連と満州の国境にてノモハン事変に破れ、卑しくも生きて本土へと帰還するという実に恥じすべき元日本兵でございます。

数日前から老妻マキの姿が見えないと心配になり、部屋中くまなく探してみました所、押し入れの隅に老妻マキが隠れているのを発見致しました。

自分は妻に「何をしている」と尋ねました所、妻は気怠そうな表情で

「あなたに付いて行くのはもう疲れました」

などとほざきやがるので、自分は軍人らしく「ならば自害しろ、キサマも軍人の妻なら潔く腹をかっ捌け!」と大隊長風に怒鳴りつけてやりますと、妻はすぐに気を取り直し、素早くピーンと背筋を伸ばすと皇居に向かって三礼し、

「秋だというのに蝉の声がうるさくて眠れないのです陛下!」

と大粒の涙を畳に落としては陳情いたしますので、自分はそんな妻のその口調に何やら怪しさを直感し、「キサマ、私に何か隠し事をしておるな!」と再び押し入れの襖を開けた所、やはり押入れの中には、どこから拾って来たのか日系フィリピン人の子供が7人ほど隠れておりました。

こんな事が天皇陛下のお耳に入ろうものなら、恐らく自分が今まで築き上げて来た年金は政府に没収される事でございましょう。
自分は泣き叫ぶ妻を足蹴にし、その子供達を押し入れの中から引きずり出すと「今すぐフィリピンに帰りなさい」と、わざと歯槽膿漏の口臭をハーハーと吹き掛けながら彼らに言いますと、すかさずズボンを脱ぎ、呆然とする彼らに萎びたペニスをブラブラと見せつけ、「ここが曙関が生まれ育ったオアフ島だよ」と教えてやったのでした。



…………と、ここまで書いて、ふと死にたくなりました。
この小説をこれ以上書けない、いや、書きたくない。っていうかこれは小説ではない!
いっその事、この小説を遺書に死んでしまいたい……

命さえも奪おうとする小説。
実に危険な僕の趣味。

そんな僕がいつも思うのは、字幕付きの手話ニュースの『字幕』というのは、いったい何の意味があるのだろう?という事です。

20080413030316.jpg

しかし僕は『手話ニュース』がとても好きです。
これをテレビで発見すると、必ず録画します。

深夜、部屋の片隅で、一人、録画した『手話ニュース』のバラエティー豊かな表情を見ながらクスクス笑う中年男を、我ながら、ぶっ飛ばしてやりたくなります。

キチガイ。
まさに僕は、気が違った変質者でございます。

そんな狂気に満ちた僕ですが、今、密かにこんな作戦を企んでおります。

ラーメン、うどん、スパゲティ。
まずは、そんな麺類を一同にジューサーミキサーにぶっ込みます。

それをベースに、ニラ、椎茸、スルメイカ、ワカメ、ほうれん草といった消化に悪い食材、特に翌日の排便時に原形を残しているような、そんな生命力の強い食材をミキサーにぶっ込みます。

続いて、とろろ、納豆、生タマゴを『つなぎ』として、ねっとりと入れます。

調味料は『酢』のみです。
『酢』以外は何も入れません。ひたすら『酢』だけをドボドボと流し込みます(お好みで酒粕をどうぞ)

そこに茶碗一杯のごはんを混ぜ、ミキサーをサッとひと掻き回しさせます。

最後に、色添えとして、スイートコーンや青のり、紅生姜などを散りばめ、そして香り付けに、ドリアンの生ジュースを垂らせば、はい、完成です。

それをゴミ袋に移し替えます。

そんなゴミ袋を抱えたまま町に出ましょう。
そして、町中の電信柱の根元にソレをトポトポと垂らすのです。
そう、オウムサリンを教訓に、手当り次第に垂らしまくるのです!

Q・いったいなんのために?

A・理屈じゃありません

そうです、これは理屈じゃないんです。

電柱の隅のソレを見た人が、

「また酔っぱらいがゲロを吐いてるよ」

と、嫌悪感を露にするのも良し、

又は、

「あれ?どーしてこんな所に『もんじゃ』があるんだろう?」

と、下町月島の風情を感じるのも良いのです。

それを見て何をどー思おうかなんてのは、人の勝手なのです。
思考は各個人それぞれの自由なのでございます!

Q・なぜわざわざそんな事をするんですか?

A・理屈じゃありません。

もう、なにがなんだかわからなくなりました。
そんな僕は、理屈なしに、↓この動画を見る度に腹を抱えて笑います。



追伸・冒頭に書いた小説は、その後、老妻マキが7人の日系フィリピン人と共に反政府ゲリラを結成し、浅間山荘の跡地にこっそり潜伏したり、三丁目の『ひこーき児童公園』に置いてある展示用の飛行機に『よど号』とマジックで落書きし、それを7人の子供達と乗っ取っては、日本政府に対し『子供手当の引き上げ』を要求するという、まさに日本政府の転覆を謀るといった社会派バイオレンスストーリーに仕立て上げようかと模索しております。が、しかし、それもこれも、何分、キチガイの妄想でございまして、ふと、夕餉の食卓で、『きゅうりのキューちゃん』なんぞをポリポリと齧りながら、「さて……そんな小説の何が面白いんだろう……」と、それに気付いた瞬間、既にその小説は脳から消去されている次第でございまして、さっそく明日にでも精神科医に相談してみようかと思っている次第でございます(※『次第』という言葉を無断で2度繰り返し使用した事を深くお詫び致します)。

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