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カッコいいヤツになる方法

2010/03/03 Wed 15:57

強いヤツというのはいつの時代もカッコいいものでございます。

前回にもお話ししたブルースリーはとんでもなく強いわけで、20人くらいなら余裕でぶっ飛ばしてしまいます。

で、他にも強くてカッコいいヤツはいっぱいいるわけでして、今日はそんな強くてカッコいいヤツについてお話しさせて頂きます。

カッコいいヤツになりたい。
男ならば誰もが憧れることでしょう。

しかし、カッコいいヤツには、そう簡単にはなれないのです。

まず、強くてカッコいいヤツになるにはいくつかの条件がございます。

ただ喧嘩や腕力が強いだけではカッコ良くはなれません。
決してジャイアンやブタゴリラといった無秩序な乱暴者はカッコ良くはないのです(しかし、コレ系のキャラのアダナというのは差別用語にはならないのでしょうか?昔、ド根性ガエルにゴリライモという番長がいましたが、今なら確実に『イジメを連想させる』として規制の対象になると思います)。

やはり、カッコ良くなるには、まずはその背景作りから始めなくてならないでしょう。

ブルースリーや高倉健、座頭市やチョウ・ユンファといった、絶対的に「最後は勝つ!」系のカッコいいヤツには、それなりの背景がございます。

いわゆる「最初は負け」というやつです。

彼らの背景を見ますと、必ず最初のうちは、片目の大ボスやその手下である無法者の大政・冷血な小政といったキャラにとことんイジメられております。

いや、本人がイジメられているのではなく、誰かがイジメられているのであります。

ここがポイントです。

この場合、イジメられているのは決まってうどん屋の親父(娘がかわいい)か、饅頭屋の倅(親孝行)です。

片目の大ボスは、うどん屋の土地をヒシヒシと狙っておりまして、うどん屋をなんとか立ち退かせようと手下の大政・小政を使ってあらゆる手段で嫌がらせを仕掛けます。
そのうち大政はうどん屋の1人娘に恋をしてしまいます。兄思いの小政はさっそく娘を裏の水車小屋なんかに連れ込みまして、大政に手篭めのチャンスを与えます。

そこです!
そこでカッコいいヤツというのは偶然にもその水車小屋の前を通らなければならないのです。

こんなシーンに偶然出会えるのは、かなり難しいです。
宝くじを当てるくらいの、いやそれ以上の確立でしょう。

という事は、強くてカッコいいヤツというのは「運」もそれなりに必要だという事になるのですね。


腕力・度胸・運。
これだけでも手に入れるのは難しいというのに、しかし、カッコいいヤツになるには、更に条件が必要です。

そう、容姿です。

まず、基本的に足が長くなくてはなりません。
背が高く鼻筋が通り目力がある。
眉は男らしくキリリと太く、骨格もガッシリしていて、それでいて笑顔は少年のように純粋・・・

あっ・・・そんなの無理だバーカって、今、諦めたでしょお父さん。

そんな男だったら最初っから苦労しねぇよベーローって、このブログの前に見てた「女子高生のワレメ図鑑」にまた戻ろうとしたでしょ?

だからあなたはダメなんですよ。
すぐそーやってなんでも諦める癖、それがもう既にカッコ良くないんです。
そーやっていつまでもウジウジと、「俺なんて加齢臭すげーし」などと世間を拗ねて、ネットの中で女子高生のワレメばっかを追い求めていても何も始まらないのです。

たとえ短足でデブで下品で親父でも諦めてはいけません。
借金だらけで、スケベで、人前で平気で放屁して、時々ワキの下がプーンとしてても諦めてはいけません。

なぜなら、そう、我らがヒーロー座頭市がいるではありませんか!!

裕次郎だけがヒーローではないのですよおとうさん!



・・・というわけで、お父さんに夢を与える為にも、急遽、容姿については却下致します。



さて、お父さんの機嫌が直った所で、ここでもう一度「カッコいいヤツになるための条件」をおさらいしておきましょう。

まずは背景、そして腕力に度胸、最後に運、と、この4つが必要となります。

とっても難しいです。
たとえ腕力は鍛える事は出来ても、たとえ捨て身の覚悟で度胸を付けたとしても、しかし、その背景、いわゆる「運」がなければ、強くてカッコいいヤツにはなれないということです。


問題は運です。
つまりチャンス。
とにかくひたすらそのチャンスを待つのです。

ですから、いつあなたの身にその「運」が訪れるかわかりませんので、いつ「運」が訪れてもいいように準備しておきましょう。

体を鍛えておいて下さい。
20人や30人、アチョアチョアチョー!とぶっ飛ばせるくらいの腕力を身につけておいて下さい。

そして、腹を括っておいて下さい。
片目の大ボスや、100キロの巨漢の大政や、右肩に鷹なんぞを乗せた冷血な小政なんてのが来たとしても、「ふん!」と鼻で笑えるくらいの糞度胸を付けておいて下さい。

あと、ネットで女子高生のワレメばかりを検索するのはやめましょう。

それと、自分の意思で「人妻・熟女」と検索しておいて、本当にぬらりひょんみたいなオババが出て来てびっくりするのも、あれもよくないです。自分の意思で開いたネットは自己責任です。最後まで責任もってぬらりひょんでヌきましょう。

このように常日頃、いついかなる時でも戦えるように準備しておけば、あとは運を待つだけです。

「運というものは待っていてもしょうがない。運は自分で探すもんだ」
と、私が尊敬する田中角栄氏も言っております。

又、「扉は自分で開け。誰かが開けてくれるのを待ってても、その扉はいつまでたっても開かないぜ」
と、これまた私が尊敬する矢沢永吉氏も言っております。

ですから、チャンスを探しに町に出て下さい。
ネットの中で女子高生のワレメを探すより、町の中でチャンスを探すのです。

ほらほらいるでしょ、街の中には大ボスや大政・小政がウヨウヨと。
ヤツラを尾行するんです。
ヤツラがうどん屋なんかに入ったものなら、あなたはうどん屋の店先で、屈伸運動なんかしてウォーミングアップしておきましょう。

しばらくすると、店の中からガシャーン!とドンブリが割れる音が聞こえ、同時にうどん屋の親父が「娘だけは娘だけはカンベンしてくだせい!」と叫ぶ声が聞こえて来るはずです。

チャンスです!

あなたは、フツーの客を装って、さりげなく店に入って下さい。
のれんをヒョイっとかき分けると、いきなりゴリライモのような大政の怖い顔がヌッと現れると思いますが、ビビってはいけません。そこが正念場です。

あなたはそんな大政をジロっと一瞥した後、ゆっくりとテーブルに座ります。

そして、メニューを見る事なく、ひとこと「山菜そば・・・下さい」と呟くのです。

ここがポイントです。

この場合、注文する品は「山菜そば」が適切かと思います。
かけそばや月見そばではケチな野郎かと思われますし、又、天ぷらそばではいかにもブルジョワっぽくてイヤミにきこえます。
かといってカツ丼では重すぎますし、味噌煮込みうどんではゴロが悪いし、山菜天ざる定食(ミニカツ丼付き)では食いしん坊かと思われてしまいます。

カッコいい男にはイメージというものが大切でありますから、ここは山菜天ざる定食(ミニカツ丼付き)を食べたいのをグッと堪え、さりげなく、あっさりと「山菜そば」を注文しましょう。

あと、ここで大切な事は、「下さい」と敬語を使うという事です。
その場合、「山菜そば下さい」と続けて言ってしまいますと、お昼休みがあと15分しかないのよね的な丸の内のOLみたいになってしまいますから、ここは、「山菜そば・・・下さい」と、言葉の間に一呼吸入れて下さい。

このように「なになに・・・下さい」や「なになに・・・お願いします」という「間の呼吸」を、「健さん呼吸」といいます。
高倉健の、あの言語障害のような、発音が上がったり下がったりする独特なセリフとセリフの「間」、これはカッコいいヤツには絶対必要とされます。
冗舌はヒーローにはなれません。ヒーローは無口で不器用でなくてはならないのです。

takakuraken.jpg

するといよいよ小政なんかがあなたにちょっかいだしてきます。
しかし、決して小政の肩に乗っている鷹にビビってはいけません。
あれは実は剥製なのでございます。
あれは小政が板橋区民文化センターの「倒産処分市」の会場で2800円にて購入した剥製なのでございます。

しかし小政は、そんな剥製に、ワザとらしくなにやら生肉の千切ったやつなんかを食べさせるフリをしたりして、あなたを怖がらせようとしてきます。

そんな脅しにのってはいけません。

そこであなたはすかさず「へっへっへっへっ・・・旦那、冗談がキツすぎますぜ・・・」と、小政の肩に乗っている鷹を見ながら、少し下品に、まるで人妻のアソコを舐める寸前に見せる不敵な笑いを浮かべながら、そう囁くのです。

この下品な笑いを「市の挑発」と呼びます。
これは座頭市がよく使う手法でございまして、いわゆる、相手を挑発する時の口調なのであります。
相手に対して「バーカ」や「アーホ」と挑発するのは、カッコいいヤツとしてはあまりカッコ良くありません。そこで、座頭市はこのように余裕を見せながらジワリジワリと挑発を仕掛けたのでございます。

この「市の挑発」でジワリジワリと挑発されますと、大概のケチ臭い野郎はすぐに挑発されます。

小政のようなケチな野郎は「な、なにぃ!」とすぐに顔を赤くします。

そして小政が「ヤロウ!」などと言いながら店内の椅子なんかをヒステリックにガシャーンと倒したりすると、すかさず兄貴分の大政が「待て・・・」と小政を止めます。
大政ほどの大物です、あなたが使う「健さん呼吸」や「市の挑発」を既に見抜き、こいつはタダモンじゃねぇぞと、警戒していたのです。

大政はあなたに言うでしょう、「てめぇ・・・何モンだ」と。

あなたはそこで、すかさず「えっ?」と驚いて下さい。
そして肩をクイッと上にあげては同時に眉毛も上にあげるのです。
そう、アメリカ人がよく驚いた時に見せる、あの戯けた仕草です。

そしてあなたは、キョロ、キョロ、と辺りを見回した後、「そばを喰いにきた者だが、なにか?」と、まるで洋画の吹き替え板のようなセリフで呟きながらニヤニヤと笑いましょう。

これはいわゆる「余裕」の表現でして、我々はこれを「ユンファの余裕」と呼んでおります。

「男たちの挽歌」で見せるチョウ・ユンファは、この戯けた「余裕」と、怒りが爆発した時の「迫力」で形成されているといっても過言ではございません。
余裕というのはカッコいいヤツにとって、なくてはならない表現なのでございます。

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さぁ、ここまで来ると悪漢共は黙っておりません。
目にもの見せてやるとばかりに、店内の椅子やテーブルをひっくり返しては「俺を誰だと思ってるんだ!」と、初対面の者に向かってクイズ的な難題をふっかけて来ます。

さぁ、あなたもいよいよ腕の見せ所です。

しかしここで慌ててはいけません。
ここで慌てては、せっかくの「ユンファの余裕」が台無しになってしまいます。

そこであなたは、ゆっくりと席を立ちながら、上着のボタンをひとつずつ外して行きましょう。
その時、カウンターの隅で震えているうどん屋の親父と娘さんに、ほんの少しだけ、軽く笑顔を見せて下さい。

この笑顔が最大ポイントなのです。
この笑顔があるかないかで、カッコいいヤツか、ただの必死なヤツか、に分けられるのです。

これを我々は「ランボーの微笑み」と呼んでおります。

そう、この「ランボーの微笑み」は、安心感を与えるだけでなく、同時に「男の潔さ」を植え付けてくれます。
その笑顔でうどん屋の娘はもうあなたにメロメロです(次回からは天ぷらそばの海老が1匹増えます)。

そしてあなたは脱いだ上着を迷う事なく、豪快に後に投げ捨てて下さい。
いや、たとえ投げ捨てられたその上着が、テレビの横に置いてあった招き猫に引っ掛かってもいいのです、いや、たとえ厨房のうどんのダシが入っている寸胴にポチャリと落ちてもいいのです、

丁寧に畳むよりは・・・・

バサッ!とマントを翻す、その豪傑さ、その絵が欲しいのです。

これを「辰兄ィの豪傑」と言います。


さぁ、戦いの火蓋は切って落とされました。
あとはあなたの日頃のトレーニングの成果を発揮するだけです。

たとえ負けたってかまいません。
これは戦う事に意義があるのであって、たとえ負けたとしても、それはそれで、また別の「ショーケンの嘆き」や「矢吹ジョーの哀愁」といった、「負によるカッコいいヤツの手法」も別途で販売しておりますから、心配する事ありません、思う存分暴れまくればいいのです。

しかしながら、いつの時代もカッコいいヤツというのは「疾風のように現れて、疾風のように去って行く」というのが定番となっております。
ある程度、悪漢共を痛めつけましたら、素早くその場を立ち去らなければなりません。

ここで未練は禁物です。
まだ山菜そばを喰ってねーよ、とか、この後、娘さんとイチャイチャしてーよ、といったケチ臭い事を言ってはいけません。

素早く立ち去るのです。

だからといってバタバタと逃げ出すのはいけません。それでは全てが台無しです。

ここはひとつ、カッコ良く逃げ出しましょう。

そう、映画「大脱走」でスティーブ・マックイーンが見せた、あの爽やかな風のように。

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このように、カッコいいヤツになる為の方法を、いつの間にかダラダラと書き連ねてしまったわけですが、これらのテクニックをマスターすれば、加齢臭をムンムンとさせたメタボ父さんでも、きっとカッコいいヤツになれると思います。

ここで一番大切な事は、「負けてもイイ」という事です。
負けても負けても100回くらい負けたって、それでもカッコいいヤツになりたいんだという信念が、本当のカッコいいヤツなのでございます。

ですから女性の方は、そんな信念を持ったヤツを、素直にカッコいいと認めてやって下さい。
そんなヤツをカッコいいと認める女もまた、カッコいいオンナなのでございます。



町には、振り込め詐欺を企む糞野郎や、気が狂った通り魔なんてのがウヨウヨと潜んでいます。
ある意味、彼らは、カッコいいヤツになりたい男たちにとって最高の餌食です。

さぁ、いつまでも女子高生のワレメばっかり探してないで、町に繰り出しましょう!
町に出て、ケチなヤツラを餌食にしては、カッコいいヤツになろうではありませんか!



・・・・とか言いながらも、私はこれより、「女子高生のワレメ探しの旅」に、エロサイトへと行ってまいります。
変態小説の新作に、どーしても女子高生のワレメ画像が必要なのでございます。

所詮、私のような前科ぶら下げた変態親父には「カッコいいヤツ」などは向いていないわけでございまして、正直に申しますと、ブルースリーよりも、高倉健よりも、チョウユンファよりも、やっぱり川谷拓三のほうがカッコいいヤツに見えてしまうわけで・・・

というわけで、そんな私の応援歌です。
哀れな変態親父の「ワレメ探しの旅」の門出に、是非とも聞いてやって下さい。



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